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【人と自然の研究所】では、受講生の皆様が通信教育のテキストで
学習したものを、さらに現場作業を通して確認されることで、
よりビオトープについての知識を深めていただくために、また、
将来ビオトープ管理士として活躍する上で必要な現場での経験・知識を
少しでも身につけていただくために、定期的に現場実習を開催しています。



Topics
次回座間谷戸山公園現場研修会は8月21日(土)
開催予定です!


第4回ビオトープ実践フィールド講座を開催しました
−C.W.ニコル アファンの森−
森を再生するために必要なことを学ぶ


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第62回座間谷戸山公園現場研修会報告

第4回ビオトープ実践フィールド講座 実施報告

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終了しました。
第63回座間谷戸山公園現場研修会
−湿地環境の順応的管理−
2010/7/2更新

― テーマ: 湿地環境の順応的管理 ―

7月も先月に引き続き、湿地環境の順応的管理というテーマで、
湿地環境を観察することができる湿生生態園の植生管理作業及び、
以前は谷戸山公園でも見られていた、絶滅危惧種のホトケドジョウの
ビオトープ再生として、谷戸の水路の再生などを行う予定です。

ビオトープについて勉強する際、実際に外に出て、見て触れて学ぶことは
とても重要です。ビオトープ管理士の試験では、実際に見てみないと
なかなか覚えられない生物に関する問題なども出題されます。
研修会は現場で学べる良い機会ですので、
みなさん奮ってご参加下さい!

これまでの現場研修会の様子などはこちらでご覧ください。


□日 時  2010年7月10日(土) 午前9時30分〜午後4時30分(小雨決行)

□場 所  神奈川県立座間谷戸山公園
        【小田急座間駅から徒歩12分】 *線路沿いに新宿方面へ

□集 合  午前9時30分 里山体験館前

□内 容  湿生生態園の維持管理等
          ・ヨシ刈りなどの植生管理作業
          ・湿地環境で見られる植物の観察

        ホトケドジョウのビオトープ再生
         ・谷戸の水路の再生(水路に光が入るよう水路脇の常緑樹の伐採)

        市民参加プログラムの検討
         ・秋に座間谷戸山公園で開催予定の市民参加プログラムの内容を、
          受講生の皆さんと検討していきます

□持ち物  軍手、長靴(お持ちであれば胴長靴)、着替え、弁当、保険証、
        ビニール袋(ゴミ袋用)、植物図鑑(お持ちであれば)
         ※小雨決行ですのでレインウエアーなどがあると便利です

□参加費  550円(資料代500円、保険代50円)
       ※当日お支払いいただきます

□申込み  下記連絡先まで【住所・氏名・年齢(保険に入るため必ず)
        電話番号(当日連絡先)】をご連絡下さい。 
              先着20名(受講生対象)・2010年7月8日(木)締切です。

□連絡先  人と自然の研究所
        E-mail:bio@bio-inste.com(平山)
               〒150-0047 東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE
               TEL 03-5465-2927   FAX 03-5465-2939

□主 催  人と自然の研究所
        谷戸山運営会議(石川)

□講 師  石川啓吾氏
        (谷戸山公園運営会議専門委員、石川生態環境計画代表)

□スケジュール

  9:30        集合(里山体験館前)
  9:35〜10:00    研修内容の説明
  10:00〜11:30   湿生生態園の維持管理作業等
  11:30〜12:30   昼食(駅前にコンビニあり、公園の近くにはありません)
  12:30〜14:00   市民参加プログラムの検討
  14:00〜16:00   谷戸の水路の再生
  16:00〜16:30   かたづけ、質疑応答など

※実習内容・スケジュール等は状況により変更になる可能性がございます。
  予めご了承ください。

お申込みお待ちしております!





終了しました。
第4回ビオトープ実践フィールド講座
−C.W.ニコル・アファンの森−
森を再生するために必要なことを学ぶ
2007/10/10更新

生物多様性豊かな森づくりを目指している
C.W.ニコル・アファンの森から「森を学ぶ」フィールド講座です。

好評でした前回に続き、今回の講座もアファンの森をフィールドとし、
「森」を学びます。 放置され荒廃した里山の手入れをし、
生物多様性回復を目指して森づくり活動が行われている
アファンの森(長野県黒姫)での、野外中心のフィールド講座です。

森の再生をはじめて20年の「C.W.ニコル・アファンの森」で、植生調査など
「森を知るための方法」とともに、森の再生、森づくりの精神を学びましょう!


□日 程:2007年11月3日(土)〜4日(日)  PM3時30分黒姫駅解散予定
      ※お近くの方は日帰りでの参加も可能です(2日間通しに限る)

□集 合:11月3日(土)午前11時15分 JR黒姫駅
      ※集合場所からは車で移動します。

□場 所:長野県黒姫・アファンの森

□参加費:受講生 23,000円
        (受講生とは、これまでに当研究所通信講座を受講されている方)
       一  般 30,000円
        (通信講座と同時申込みされる場合は、受講生料金にて参加頂けます)

   ◇参加費に含まれるもの:講習費、資料代、3日夕食、4日昼食、保険料、
     消費税、集合場所(3日黒姫駅)から解散(4日黒姫駅)までの交通費

□宿泊費:宿泊される方は、次のいずれかをお選びください。

     1、ホテル宿泊コース:8,000円(朝食付)
      ※混雑時は相部屋となることがあります。予めご了承ください。

     2、エコノミーコース:1,000円(宿泊のみ)
      ※当方でご用意する宿舎(相部屋)に宿泊。男女各6名限定です。

□プログラム 
  1日目 ◆森づくりを学ぶ                − 午前・午後
         ・良い森とは、良い森づくりとは
         ・ビオトープの再生と生物多様性の回復を目指した森づくり
       ◆森を知るための方法            − 午後
         ・植生調査の実習
       ◆アファンの森の概要と植生調査等の解説等&意見交換 − 夜

  2日目 ◆森の管理作業                − 午前
       ◆森づくりディスカッション          − 午前
       ◆良い森を見る                − 午後

 ※プログラムは一部変更になる場合があります。

□申し込み:先着15名様(ただし、当研究所の受講者優先とさせていただきます)

      件名を「フィールド講座申込み」とし、【住所】【氏名】【年齢】【電話番号】
      【受講生or一般】【宿泊コース】【交通機関(電車等or自家用車)】を
      明記の上、メール、FAX、電話のいずれかにてお申し込みください。
      その後詳細をご連絡致しますので、内容をご確認いただき、参加費を
      お振込み下さい。

       参加費の入金確認をもって申し込み完了とさせていただきます。
      申し込みの締め切りは10月30日とさせていただきます。

□交 通:

 電車:東京方面より:東京駅から新幹線あさま号にて長野駅へ約1時間40分
     名古屋方面より:名古屋駅からJR特急しなの号にて長野駅へ約3時間
     長野駅からはJR信越線で黒姫駅まで約30分

  車 :上信越自動車道 信濃町I.C.より5分(黒姫駅)
     ※各地から長野へ、高速バスも運行されています。

□協 力:財団法人C.W.ニコル アファンの森財団

□主 催:人と自然の研究所







ビオトープ現場研修会実施報告


第62回神奈川県立座間谷戸山公園
現場研修会報告


―テーマ : 湿地環境の順応的管理 ―

6月の研修会は、 先月に引き続き湿生生態園の植生管理作業及び、
ホトケドジョウのビオトープ再生を行いました。


      
先月に田植えを終えた谷戸山公園の田んぼはイネが分けつを始め、青々としてきました。
畦にはミゾカクシ(左)やケキツネノボタン(右)などが花を咲かせていました。



      
午前の研修は、湿生生態園の植生管理です。
これまでの作業でアカバナ(左)など何種かの水生植物が多く見られるようになってきました。
保全する植物や道具の使い方など注意事項を確認して作業開始。




      
多様な植生が回復するよう、主に繁茂したヨシを刈り取る作業です。
先月も刈ったのですが、もう伸びてきています。





ヤブマオの葉の上には、ラミーカミキリが見られました。
ヤブマオやカラムシなどを食草とするカミキリですね。パンダカミキリなんて呼ばれたりもします。




      
続いて、植生調査です。湿生生態園の中に見られる植物を調査し、リストアップしていきます。
新たに確認されたものは公園の生物リストに加えていきます。





昼食中も熱心な参加者は講師の話に耳を傾けたり、質問したりしていました。




      
昼食後は、恒例の環境に関するニュースの発表と、秋に計画しているイベント案の
提案を行いました。途中、室内にタケトラカミキリが飛び込んできました。



午後はホトケドジョウのビオトープ再生です。
先月までに湧水点から湿地を少し掘って流れを作り、ホトケドジョウの移動できる環境を作りました。
掘りすぎると水が抜けて湿地環境を維持できなくなってしまうので、微妙な調整が難しい作業です。


      
先月作業した場所は埋まることなく、流れすぎることなく適度な流れになっていました。
奥に見える緑はカサスゲ群落です。





水路の上を覆っているシラカシなどの常緑樹を間伐していきます。
水路に光が入って、ホトケドジョウの産卵に必要な沈水植物等が
生育できる環境を整えていきます。





      
昨年から続けているこの間伐作業の成果か、今年は林床で多くの植物が花を咲かせるよう
になっています。今回は、それらの花をメジャーと方位計を使って位置を記録しました。
今後も間伐等の作業の成果を、林床植生の継続したモニタリングで評価していく予定です。





最後にまとめと、質疑応答などを行い研修会は終了です。


現場に出ると必ず何か発見があり、その発見の積み重ねが知識や経験となっていきます。まだ参加されたことの無い方も、是非一度参加してみてください。現場でなければ気づけないものがきっと発見できると思います。

現場研修会スケジュールはこちら

座間谷戸山公園現場研修会報告バックナンバー




【石垣積み実習】
7月の座間谷戸山公園現場研修会終了後、石垣積み実習のため
山梨県笛吹市へ移動しました。谷戸山研修会講師である石川先生が
管理・運営を行っている笛吹市芦川グリーンロッジに宿泊し、翌朝から
さっそく実習スタートです。この実習の講師は、元芦川村長の野沢さんです。
    
まずは石の選別から開始。石の形やサイズ(特大、大、中、小)などを仕分けていきます。


石垣を積む場所の土を掘っていきます。
基礎となる石を設置するため、少し深く掘ります。


掘り下げたところに石を並べていきます。
ここを間違えると、安定した石垣はできません。

基礎の石の上に2段目の石を積み重ねていきます。
石の向き、角度、安定、石と石の間に詰める小石
など、ひとつひとつの作業に伝統の技があります。

だんだん積みあがってきました。
一番上の石は平らになるように積みます。

石垣完成。限られた時間なので、あまり長い
石垣はできませんでしたが、その中でも沢山の
技術を学ぶことができました。



    
実習中、地域の中にある石垣を視察に行きました。途中、沢山の生きものを見ることができました。
写真はオオカワトンボとミヤマアカネです。



    
各地に素晴らしい石垣が組まれていました。石垣積みの技術も、地域によって違いがあるそうです。
しかし、このような美しい石垣を組める人も高齢化し、技術が途絶えてしまいそうな状況です。
何とか残していきたいですね。

今回の研修会、実習は終了です。今後もこのような実習を行っていきたいと思います。
まだ参加していない方も、次回はぜひ参加してみてください。




【ビオトープ現場研修会第35弾】
第4回ビオトープ実践フィールド講座 実施報告
−C.W.ニコル・アファンの森−
森を再生するために必要なことを学ぶ


2007年11月3日(土)・4日(日)、財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の協力のもと、長野県黒姫において第4回ビオトープ実践フィールド講座を開催しました。


1日目 ◆森づくりを学ぶ − アファンの森の見学・解説
      ・良い森とは、良い森づくりとは
      ・ビオトープの再生と生物多様性の回復を目指した森づくり
     ◆森を知るための方法
      ・植生調査の実習
     ◆アファンの森の概要と植生調査等の解説等&意見交換

2日目 ◆森の管理作業 − 間伐・下草刈りなど
     ◆森づくりディスカッション
     ◆良い森を見る − ブナ原生林の視察


◎1日目スタート

天気にも恵まれ、暖かい日差しのなかフィールド講座はスタートしました。


まずは森の視察から。
アファンの森をまわりながら、森について、また、森づくりについて解説をしていきます。


コナラ林にあるティピ裏のベンチ。森の中で昼食をとりながら、既に出していた課題の発表。「ある森の管理を任されたら、あなたならどのように管理をしますか?」



森の達人、松木さんによるレクチャー。
「木は、葉だけじゃなく樹皮、根、花、実、何を見ても分かるようにならないとだめなんだ。冬には葉は落ちちゃうからね。」



土壌断面を見学し、土壌と植生の関係を学ぶ。
「コナラ林の下にはこんな土壌になっている。こっちの谷筋の湿った土壌の上ではハルニレやヤチダモなどが優占している。」



身振り手振りをまじえながら熱弁をふるう。
「大きい木、中ぐらいの木、若い木が全部そろっていて、大きい木が枯れてもすぐ次が育つようなバランスの取れた森が良い森なんだよ。」



話し始めると名調子は尽きることがない。
「何でも好きなものを植えればいいわけじゃない。50年後、100年後、何百年後の姿を想像して森づくりはするんだ。」



続いて、植生調査実習です。
20mのコドラート(方形区)を設定して、その中の高木・亜高木を調査票に落としていきます。森づくりをする前には、このように記録を取っておくことが大切です。



樹種、幹周、樹高、樹冠投影図などを記載していく。
それまではぼんやりとしていた森がはっきりとしてきて、段々「森を見る」ことができるようになります。


木はより多くの光を受けるために枝を伸ばす。
勢力争いに敗れて枯れた木や枝を見ると、動きは目に見えないほど緩やかだが、木も「生きもの」なのだと感じられる。


夜の講座は、アファンの森の概要と植生調査等の解説、今日1日を終えての意見交換です。
最後に懇親会を行って初日の講座は終了です。

◎2日目スタート

この日も好天に恵まれ、上々のスタートになりました。


初めは森林管理作業です。
達人にレクチャーを受けて・・・、


下草刈りや・・・、


間伐をしていきます。


薮だったところも、だいぶきれいになりました。


森林管理作業を終えて、みんなで記念撮影。いい顔してますね。


ティピ裏に戻り、最初に発表した「ある森の管理を任されたら、あなたならどのように管理をしますか?」という課題を、この森の講座で学んだ後、改めて考え、発表してもらいました。
成長の証でしょうか、皆さん、自分なりの答えをしっかり述べられるようになっていました。


ここでアファンの森でのプログラムはおしまいです。
森の中での昼ごはんは、今回も定番「おやき」です。


途中、炭焼き小屋で炭出しの作業に遭遇。
ちょっとだけ手伝わせてもらいました。


さて、プログラムの最後は原生林の視察です。
大人が二人がかり、三人がかりでやっと手の届くような大きなブナやミズナラを見ることができます。そこは静謐な空気に満ち、木々が成長してきた数百年の時の流れを感じずにはいられない素晴らしい場所でした。


アファンの森も将来こんな姿になっていたらいいという、理想の森とも言えるブナの木を中心とした原生林です。最後にまたひとつ答えを見つけたような気がしました。
これですべてのプログラムは終了です。
これからも皆さんの為になる、プログラムを提供していきたいと思います。
次のフィールド講座がどんな内容になるか、乞うご期待!




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